旅日記

旅の記録とか。本とか自分。日本はまだまだ素敵で溢れてる

府中市の滞在記①【お仕事】 

 

 

こんにちは、こんばんは、今日もお疲れ様です。

 

またまた回顧録に入っていこうと思います。

今回はですね、私が初めてふるさとワーホリを使用して訪れた「広島県府中市」での滞在記を書いていこうと思います。

 

時期は2022年の10月末。

お仕事は農業でした。

農業は気になっている分野だったのと、エリア的にもまだ近い事もあって行ってみることに。

 

就業先の最寄りは府中駅福山駅から単線2両程のこじんまりした電車で向かいます。

最寄りといえど府中駅から車で30分ほど山の中を上がったところにその農家さんはあります。

 

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「山の上の竹内農園」さん

 

山々に囲まれた自然いっぱいの集落です。

前日に冷え込んだりすると濃霧に包まれたりします。

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ここでのお仕事は「玉ねぎ苗の収穫・仕分け」でした。

・収穫

一面に広がっている玉ねぎ苗を熊手を使って収穫していきます。

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掘り起こして土から引きはがすときに、ちぎれないよう絶妙な力加減で引っ張るのがポイント。

土の乾き具合とか固さによって収穫のしやすさとかも違って面白かったです。

太陽の下でするのが最高でしたね。

 

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↑雑草が入らないようなるべく分けて

 

 

・仕分け

ケースいっぱいに入った収穫した玉ねぎ苗を50本1束にしていきます。

これがまた従業員さんたちの手の速い事…。ぜんっぜん追いつけない。

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そして短かったり細い子たちはロスになります。

輪切りにすれば小ネギと同じように使えるのに

「あ〜〜!!!もったいない!!」

「なんで捨てられなきゃならないんだよぅ」

って苦しい気持ち😢

商品としては同じ苗なのに、店頭に並べられるのは形がよくて綺麗な子達ばかり。

まるで綺麗でないと価値がないと言っているよう。

ロスになる子達もなんとか日の目を浴びてほしいです。

今まで元気に土の中で育っていたのに少し規格外というだけで捨てられてしまう。

そんな悲しいことってないよなぁ。と思います。

農家さんの現場を見るとそんな事をとても考えてしまいます。

 

 

女性が多いのがとても印象的な農家さんです。

竹内さんご主人の女好きも関係あるかもしれないですね(笑)

特にこの時期は一年の中でも一番忙しいらしく、この時期だけお手伝いしに働きに来ている方もたくさんいました。交友関係が広い証拠ですね。

従業員さん達の子どもや孫の歳と私たちが近いこともあり、皆さん可愛がってくださいました。若年層が農業の世界にいるのはやはり珍しいみたいですね。

 

 

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苗畑から仕分けるハウスまで、車で1分くらいだけど坂道もあり皆さん移動は車でした。

私たちも軽トラの後ろの荷台に乗って移動していました。

秋口だったので風は少し肌寒かったけど、移動のちょっとした時間ですら心地よかったです。

 

 

滞在期間が1週間だったので、皆さんに顔と名前をやっと覚えてもらったな~位で終わってしまいましたね(泣)

ちょこっと動画なんて作っちゃったりしてます。

【4. 土と空気と空と繋がる】 - YouTube

 

 

農家さんは若手の意見や力を借りたい、農業の世界を見てほしい。高齢化も問題視している。

若手は、就農はハードルがとても高いけれど、少しのぞき見してみたい。興味がある。

そして市役所などが間に入ることで、過疎地域の活性化に繋がる。新しい人と人の繋がりができる。

 

この三方良しが成り立つのがふるさとワーキングホリデーの本当の魅力だと思っています。

 

勿論地域によっていろいろなお仕事ができるのも、大きな魅力ですネ。

 

次は府中市お休み編書きます〜☺️

 

 

 

 

 

今週のお題【どんなところに春を感じる?】

 

こんにちは、こんばんは。今日もお疲れ様です。

 

さて、今週も今週のお題をやっていこうと思います。

 

まず、春ってなんだろう。ってふと思ったんですよね。感覚的なものは分かりますが調べてみると。

春は、寒いから気温が上がり始め、朝晩はまだ肌寒さがあるが、日中が次第に暖かくなる時期。と並んで一年の中では最も気候の良い穏やかな季節とも言われる。が溶け、植物を出す時期である。

wikipediaより。

 

また天文学的には3/21~6/20

暦によると2/4~5/5

とされているらしいです。

 

世の中的には、上記二つの中間位の時期から春って始まっていますよね。

あと、天文学的には6/21~夏らしいんですが、そうみると夏始まるの早くないですか?

なんか、5月末~6月末位の1カ月は梅雨っていう四季が自分の中でありましたね。

 

 

お題を読んで気づいたんですが、四季の中で「春」ってやはり特別感が出ますよね。

夏秋冬はあまり「訪れ」という表現はあえてされることは少ないなぁって。

やはり新たなスタートという印象がありますね。

 

 

さぁそして今年私が感じた春。

  • スタバの桜ラテ
  • マクドのてりたま
  • 芽キャベツ、新玉ねぎを見かけるようになった
  • 日中の晴れた空気と相対的な夜の冷え込み
  • 駅の近くに大人数居る学生(恐らく中高生。卒業式の打ち上げっぽい空気)
  • 居酒屋のメニューにホタルイカの酢味噌和えやタケノコの天ぷらが出ている
  • 梅が咲いている

くらいですかねぇ。

4つ目とかまさに春っぽい内容ですよね。

春もあっという間に過ぎていってしまう。

季節をはっきり感じられる日本の日々を大切にしよう。

皆さんはどんな春を見つけたんだろう。

 

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追伸、最近おでんと熱燗にハマってます

 

しないことリスト -NOT TO DO LIST-

 

 

 

こんにちは、こんばんは。今日もお疲れ様です。

 

今日は私が、日常的に本を読むようになったのと、はてなブログを始める原点になった一冊を紹介したいと思います。

 

この一冊が無ければ今の私は無いといっても過言ではない位大好きな一冊。それが

 

phaさんの「しないことリスト

 

です!

これが、ラクを極めた人のゆるく生きる「キーワード」だ!

「行けたら行く」という自由 / 「俺はもうダメだ」という儀式 /
損切りとつまみ食い / 丹田を意識する /
義務教育を終えたら余生 / 「完璧」のパラドックス … ect.

 

 

ネットワークビジネスをしていたことがありました。アップライン(会社でいう上司みたいな人)にコーチングしてもらい、2カ月位やった事のない事をひたすらしつづけ、結果もゴールも見えず心のズレを感じ始めて疲弊しかけてきた時に、ふらっと立ち寄った本屋さんでたーーまたま目に入ったのがこの本のタイトルでした。

 

見開き2ページ目で吸い込まれて

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「おもろい」と思う反面「いや、私疲れ切りすぎやろ」と心の中で自嘲していました(笑)

それでもあまりに読みやすかったので、買ってみました。挿絵もシュールで可愛かったし。それが始まりです。

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ネットワークの世界とは正反対の言葉ばかりだったので当時罪悪感は多少ありましたが、今では違う生き方を楽しめているので、あの時の自分の判断を褒めたいですネ。

 

 

「~するべき」という社会の風潮から静かに、柔らかく抜け出すためのヒントが書いてあります。

 

いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」だ。この本は、世間で「しなきゃいけない」とされていることを一つ一つ検討していって、「あれもこれも別にしなくてもいいんだ。人生ってもっと幅があるものなんだ」と、少し力を抜いてラクに生きていけるようにするために書いた。

 

なぜ、こんなに「しなきゃいけないこと」に追われるのだろうか?

その理由の一つは「情報が多すぎるから」

そして、もう一つの理由は、「そのほうが儲かるから」だ。

 

 

最近の世の中は利便性や効率性ばかり研ぎ澄まされていって、またその空いた時間にあれもこれもという足し算の流れが目立つ気がします。

 

自分も無意識にそんな流れの中に意志なく浮遊していたと思います。

でもこの本を読んで、「逆なんだ。引き算なのかもしれない」と思いました。

 

「なぜしないといけないのかが、自分でよくわからないことは、もうやめよう。まわりに理解されなくても、自分で実感の持てることや、自分のしたいことだけをやっていこう」

 

 

読めば読むほど当時熱心に頑張っていることの方向性が逆だと浸透していきました。

 

 

自分の頭で「それは本当に必要なのか」と一つ一つ考えていくしかない。評価基準を自分の外に置いている限り、他人に焦らされるのは避けられないからだ。

1.他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの基準を持つこと

2.他人や世間のペースに無理についていこうとせず、自分のペースを把握すること

 

いやぁ。参りましたって感じでカチッと自分の中にはまった感覚を覚えています。

 

 

特に順番など気にせず、気になったところから読んでもらえればいい。

この一文を読んで「あ、本って最初から読まなくてもいいんだ」って衝撃的でした。

それでも当時は何が気になるところか分からなかったので、最初から読みましたが(笑)

 

 

お気に入りの所を何か所か引用させてもらいましたが、

全て目次にいくまでの冒頭の文章です。

 

 

全36項目ありどの項目も5ページほどで区切られていてサクサク読めます。

 

この本を読んで個人的な変化としては、

  • 自分のペースを乱されないための方法が分かった。
  • 寒さと空腹にならないよう気を付けるようになった(LIST27.絶望しない)
  • リスケした時に落ち込まなくなった(LIST23.予定を守らない
  • 過程を楽しむことができるようになった、「今」の時間を犠牲にしなくなった(LIST29.何かのためにしない)
  • 本を楽しんで読めるようになった。あとがきから読むようになった(LIST30.最後まで我慢しない)

 

とかまぁ色々あるけど何度読んでも吸収するところは多いです。

何回読んでも発見はあるし、それはどの本にも言えることであって、その楽しさを見つけられて良かったです。

 

今でも、「最近なんか行き詰ってるなーつまらんなー」とか思うと適当にペラペラめくって読んだりします。

あと遠方に行く時には大体持っていきます。お守りみたいな感じで(笑)

 

 

本文中に「はてなブログ」の事が紹介されていて、自分の体験の記録としてやってみようかなーと思ったのがこのブログを始めるきっかけでした。

 

色々な事が書いてありますが、作者のphaさん自身もエリートな大学を卒業後サラリーマンとして就職するも違和感を感じ3年ほどで会社を辞め、本書であるように自由で自分らしい生活を楽しんでいらっしゃるようです。なによりの説得力と人間味と親近感があり、読みやすさの一つでしたね。

 

 

つらつらつらと語りすぎてしまった。

でもそれくらい私の中枢にある一冊なんです。って言う自己満でした。ご容赦ください。

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今週のお題 

 

 

こんにちは、こんばんは。今日もお疲れ様です。

 

さて、今週も今週のお題しようと思います。

 

 

今週のお題は「大発見」

 

日本酒についての大発見があったのでそれをシェアします。

 

 

 

日本酒のラベルに書いてある

「日本酒度」の数値の意味。

+3とか、+7とか、-4とか。色々書いてると思いますが、

+の数値が大きければ大きい程 辛口

逆に-の数値が大きければ大きい程 甘口

 

らしいです!

 

日本酒好きなんですが、何が書いてればどういう味か分からず飲んでいるので

これは割と大発見なのとめちゃくちゃ助かる情報でした。

 

これからも少しずつ日本酒の事知っていきたいと思います。

 

 

※間違えていたら是非正しい知識を教えてください(笑)

 

※飲めない酒好きです。

 

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レインコートを着た犬と

 

こんにちは、こんばんは、今日もお疲れ様です。

 

 

さて食堂かたつむりと並行して読んでいるのは、

 

「レインコートを着た犬」という吉田篤弘さんの小説です。

 

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吉田さんの本はけっっこう好きでして、(いやまだ3冊目なんですが。笑)

少し前に「それからはスープのことばかり考えて暮らした」(以下スープの本と略させていただきます)を読みまして、

(記事にしているので良かったら読んでって下さい。)

 

¥629円+税 のしあわせ - 旅日記

 

この本が私の手元に来るまでのヒストリーを残しています(誰得)

 

 

そしてスープの本のあとがきを読んで知ったのですが、実はシリーズとして続いているそう。

 

1作目は「つむじ風食堂の夜

2作目が「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

 

順に読んでいっていってまして、今3作目の「レインコートを着た犬」に来ている訳ですネ。

 

主人公は月舟シネマという田舎の小さな映画館(スープの本でも度々出てくる)にいる犬(ジャンゴ)です。

主観が犬目線でちゃんと心の声が見えるので、面白いです(笑)

個人的には柴犬位のサイズのわんちゃんかなとイメージしてます。

 

 

ただこのジャンゴ(ちゃん?くん?どっちだろうね。)人間の言葉をよく聞いていて結構博識なんです。

 

────その独り語りの長いこと長いこと。「辟易」というのは、こういうときに使う言葉ではなかったか。────

 

 

ちゃんとジャンゴの言葉として入っているのが面白いですよね。

 

 

────「そういえば、お前の人生はどう呼ぶんだろう。人ではなく、犬の人生ってのは──」

親方に分からないのに、私にわかるはずがない。

「犬の生だから、いぬせい、か。いや、どうも間抜けた響きでいただけない」

 

「ドッグ・ライフっていうのはどうだろう」

 

じつを云えば、私も探していたのである。

人の生ではなく、犬の生をあらわす、犬の来し方行く末をあらわす言葉を──。

 

 

 

という感じで、ジャンゴが人と同じように考えを持っていて、生き方を探り人生(いや、ドッグ・ライフ)を過ごすストーリーです。

まるまるジャンゴの感情をのぞき見しているような、楽しい感覚です。

家の祖父の家でもプードルを飼っているので、人に話しかけられているわんちゃんの気持ちってこんな感じだったりするのかなぁ。とか思います。

 

 

 

────ええ、初美さん、私はすべて理解しています。「はい」とひとこと云えればいいのですが、すみません、それを云おうとすると、なぜか吠えてしまうのです。────

 

 

わああああーーー。わんちゃんこんな気持ちだったのーーー!ってなりました(笑)

 

 

あと、作中では、スープの主人公「大里」(オーリ)さんも出てくるし、

1作目の舞台である「つむじ風食堂」も出てきます。

やんわり皆繋がっているのがいい感じです。

 

もひとつ書きながら気づいたんですが、漢数字がめちゃくちゃ出てくるんです。1ページに一つ以上。

 

「一週間」「二股をかける」「三角関係」「七年目」「シノゴノ」「十中八九」

作中の映画も「三ミリの脱出」というタイトルで出てきます。

 

スープの本では、「三」という数字がこだわって出てきているようなイメージだったので、今回もやはり「三」なのか。と思っていたけれど、探してみるとそこかしこに漢数字!

潜在的に読んでいた部分でしたね。驚き。

 

 

 

 

実は私も「三という数字(物体、人、点)で支えあうのは最強説」を勝手に唱えていまして。笑

三人、三点、三角形、三角柱など…

グループでも2人だと煮詰まるけど、3人だとなんだか会話が弾む。みたいなことありません?(2人でこっくり話したい時もあるかと思いますが。)

個人的に振り返ってみても、中高専門社会人、どの親しい友人を思い浮かべても、見事に3人で集まっていたんですよねぇ。

 

あと、この三最強説をとなえるきっかけになったのは、荒木飛呂彦先生が描くジョジョシリーズ、「岸部露伴は動かない」に出てくる露伴先生のこだわりにあります。

 

漫画を描いてる露伴先生なんですが、ある日書き上げた漫画のキャラクターが三点で仕上げたはずなのに、四点になっていることに対して、

 

「四ではだめなんだ!三でないと絶対にいけない!!」

 

と力説しているシーンを見て、深く納得したのがきっかけですね。

 

まぁ気になれば皆さんも見てみてください。何話か忘れましたが高橋一生さんが上手にストーリーを仕立てていらっしゃいます。

NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』、本日(1/4)23時40分より3夜連続で再放送。高橋一生の怪演が光る、『ジョジョの奇妙な冒険』スピンオフ ...

 

 

 

だいぶ話がずれてしまいましたが、ジャンゴの物語もまだもう少し続きます。

108/267ページなのでまだ楽しみたいと思います。

 

 

2月はあんまり本読めなかったなぁ。気づけばもう3月だ。

 

 

 

食堂かたつむり

 

 

こんにちは、こんばんは。今日もお疲れ様です。

 

今日は久しぶりに読書系のお話でも…。

 

 

食堂かたつむり」 小川糸さん

「レインコートを着た犬」 吉田篤弘さん

 

を今は並行して読んでいってます。

 

まず、食堂かたつむりの方はと言いますと今138/288ページなのでちょうど半分くらいですかね。

 

 

───トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中がからっぽになっていた。もぬけの殻だった。テレビも洗濯機も冷蔵庫も、蛍光灯もカーテンも玄関マットも、あらゆるものが消えている────

 

 

という冒頭からジェットコースターって感じで入っていきます。文中に書いている「からっぽ」は本当ーに空っぽの状態を意味しています。

インド人と同棲していた部屋が相手ごと消えてなくなっているんです。

一晩で家具家財とか持ち出すって相当なエネルギーですよね。もはや夜逃げ状態(笑)

 

そんな中たった一つだけ、相手が残して(忘れて?)いったものがありました。

ぬか床の壺だったのです。

 

主人公はその壺一つだけを大事に抱きかかえ、夜の高速バスに乗って山奥の実家へと身を置きます。

 

バスを降りて主人公はコンビニである買い物をします。マジックと単語帳。

単語帳には、「おはようございます」「はじめまして」などを書き込んでいる様子。

 

精神的なショックから声が出ない状態になっていたようです。

それでも主人公は驚いているものの、悲壮的にならずに現実を素直に受け止め、更に

 

────それにもう誰とも話したくない、と思っていたからちょうどいい────

 

なんて考えにまでなっています。自分以外のすべてを喪失してきたとは思えない心持ち。でも割と好きです。

 

また声が出なくなった事を、

 

────自分の声が透明になっている、ということを────

 

と、表現していてなんか好きでした。(突然の告白。笑)

 

 

そんな環境になりながらも食堂を開店するところまでこぎつけます。

主人公の食材や料理に対しての愛がごくごく伝わってきます。

 

 

────私は洗い立ての手のひらで、それらの食材にそおっと触れた。そして、生まれたばかりのちいさな命を慈しむように、ひとつひとつ、両手で持ち上げては顔の近くまで抱き寄せて、目を閉じたまま数秒間、食材たちと言葉を交わす────

 

 

どーーーですかこれ…っ!!

いや、愛溢れすぎて滝です。

私も料理は好きだったりするので、食材たちと会話を交わすって表現めっちゃくちゃ分かります。でも、抱き寄せてまではしないですね(笑)参りました(笑)

 

 

半分読んで純粋な感想は、読んでいてお腹がすく位料理の描写が上手なのと、あまりにとんとん拍子で話が進んでいてちょっと眩しいストーリーだな。という感じです。どうなっていくのか後半楽しみですね。

確か映画かなんかありましたよね?読み終わったらそっちにスライドですねぇ。

 

 

吉田さんの本も紹介しようと思っていたけど思ったより語ってしまった(笑)

 

次にします。

 

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弟子屈町 ③【ボランティア】

 

 

弟子屈町②の最後で「摩周スノーランド」という話が出ましたが、

実はそちらの準備のボランティアも併せてさせて頂いてました!

 

最終的には、こんな感じに仕上がるのですが

ただのまっさらな広場の状態からここまでに約10日程で完成します。

 

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業者とかは使わず地域の方の人海戦術で完成させます(笑)

平日昼間は皆さんお勤めがあるので、主に夜作業していました。

私も一緒になって19時頃から21時頃まで共にしました。

遅い日は夜中2時くらいまで作業する日もあったそう。(えぇ…体育会系過ぎ…笑)

もちろん外での作業だったので、冷える日は-15度くらいの中で吹雪の中進める日も。

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明るいのは、夜中の道路工事とかでも立ってるあのぼんぼりみたいなやつです。

 

 

当日が近づいてくるにつれて、夜ご飯の炊き出しが出たりして、(しかも日替わり!)皆の団結力が高まっていくのを肌で感じていました。

なんか高校時代の文化祭みたいで心地よかったです。

 

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シチューだったり豚汁だったり!

 

本当に美味しかったです。

寒い夜に身体に沁みました。

 

 

 

寒い地域ならではの飾り作りもお手伝い。

 

~氷キャンドル作り~

  1. 風船の中に水入れて一晩程吊るすf:id:momo-333:20240227214247j:image
  2. 風船を剝くf:id:momo-333:20240227213832j:image
  3. 雫型になった氷にバーナーで炙って穴をあける
  4. 中にキャンドルを入れて、可愛い氷のキャンドルの完成!

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手順は簡単ですが数は多分200個くらいなので数人で数日かかりました(笑)

 

 

~巨大滑り台(氷の板を敷き詰めて)~

  1. 容器に水を入れて一晩程放置f:id:momo-333:20240227214124j:image
  2. 氷の板を取り出すf:id:momo-333:20240227214348j:image
  3. 雪を固めた山に氷の板を並べていく
  4. 雪と水を混ぜた「あんこ」で板の接着部をくっつけていくf:id:momo-333:20240227215204j:image
  5. 滑る部分、手すりまで全て氷の板で組み立てていくと完成!

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(ちょっと分かりにくいですが、てっぺんまでは15メートル程あるかな?)

 

書くととても簡単に聞こえるなぁ(笑)

氷の板は1枚多分4~5キロ位あります。

皆で作って運んでを繰り返してくうちに、地元の子達や大人達も覚えてくれていったのが1番嬉しかったですね。

 

 

ほぼみっちり1週間作業に関われてとっても楽しかったです。

当日自分達が手をかけた作品を見ると愛着湧きましたねぇ。

 

お祭り自体も2日間みっちり楽しみました!

1日目の夜には花火も打ちあがり冬の夜空が彩られる瞬間を見れました。

夏の花火より全然綺麗でした。

少し長いですが花火のYouTube貼っておきます。↓↓↓

https://www.youtube.com/live/zv5n4hOLcWQ?si=SnP0R4539BqnQ0hm

10分位からが良いです。

 

 

めちゃくちゃ楽しかったしたくさん友達できたので弟子屈町、また行きたいと思います。

 

今までのワーホリで1番楽しかったー!

弟子屈町編はこれで終わりです!

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